≪ コンセプト ≫
おいしいとは何か、味わいについて追求しています。
フランスのチーズ農家での製造・熟成、チーズショップでの販売経験とヨーロッパ・チーズの旅で出会ったチーズの中から、香り高く、噛みしめるほど豊かな味わいのチーズを使用しております。チーズ本来のうまみを損ねず、シンプルで力強いお菓子を目指しています。
チョコレート菓子は、チーズとチョコレートの共通点である口どけとアロマ、“発酵”という大事なプロセスを活かした芳醇な味わいです。

アリス・ウォータースさんが視察されました

東京・茅場町「Edible・KAYABAEN エディブル・カヤバエン」は、ビルの屋上にある菜園です。たくさんの野菜が育ち、すぐに料理できるキッチンがあり、子どもたちの学びの場・大人のコミュニケーションの場になっています。
ここでは定期的に公立小学校の青空授業を行っていて、私は「エディブル・エディケーター」として関わり、「シェフ・ティーチャー」としてデビューしました。今回は米バークレーからアリス・ウォータースさんが視察されるという素晴らしい機会に恵まれました。
○「アリス・ウォータースさん来日!」
米バークレーの「シェ・パニース」のオーナーで、世界中にスローフード「おいしい革命」を引き起こしたアリス・ウォータースさんが来日されました。[2023年10月9日(月)〜18日(水)]
彼女は学校教育をも変えた「エディブル・ スクールヤード」の創設者で、日本でもその活動が広がっています。その一つが「Edible・KAYABAEN エディブル・カヤバエン」です。
○「エディブルスクールヤードって?」
エディブル・ スクールヤードとは食育菜園のことです。子どもたちと一緒に野菜を育てて調理をして、みんなで食事をし、生命(いのち)のつながりを学ぶという取り組みで、子どもたちの人間としての成長を促す機会となっています。
○「シェフ・ティーチャーとして私ができること」
私は「おいしいとは何か?」を追求してきました。食と心はつながっていて、心や五感で味わうものです。食べものを味わうことを通して、おいしい!大好き!幸せ!と思える自分自身の心をじっくりと味わってほしいと思っています。
○アリスさん
授業のはじまりのとき、アリスさんが子どもたちの輪の中に座り、お話をしはじめたときの、子どもたちがぎゅーっとアリスさんの言葉に引き寄せられている光景がなんとも印象的。「美味しいものが生まれる豊かな土は食べられるんです」と言いながらアリスさんは、ガーデンの土をぱくっと口に入れ、子どもたちは「土を食べた〜!」と興奮しながら自然の世界へと引き込まれていきました。

○これから
エディブル・エデュケーションを推進している仲間が各地から集まり、たくさんのパワーをいただきました。みんなで食事をして今日を振り返る時間がもてたことも幸せな良き時間で、私の心が次の旅に出る覚悟ができたみたいです!わくわく!どうもありがとう!
いつもみなさんを活かしてくださり、シェフ・ティーチャーとしての機会をくださった代表・堀口博子さん、いつも励まして前進する勇気をくださる共同代表・西村和代さん、野生の目をしっかりもち周囲を見守ってくださるガーデンティーチャー・りゅうりゅう、野菜のことを教えてくださるガーデンキーパー・いずみちゃん、ガーデンメンバーのみなさんも、ありがとうございました。これからもいろいろなことを経験して学びながら頑張っていきたいと思っています、よろしくお願いします。
Edible Schoolyard JAPAN
https://www.edibleschoolyard-japan.org/
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Edible KAYABAEN
https://ediblekayabaen.jp/
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アリスさん日本ツアー映画化プロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/699503