≪ コンセプト ≫
おいしいとは何か、味わいについて追求しています。
フランスのチーズ農家での製造・熟成、チーズショップでの販売経験とヨーロッパ・チーズの旅で出会ったチーズの中から、香り高く、噛みしめるほど豊かな味わいのチーズを使用しております。チーズ本来のうまみを損ねず、シンプルで力強いお菓子を目指しています。
チョコレート菓子は、チーズとチョコレートの共通点である口どけとアロマ、“発酵”という大事なプロセスを活かした芳醇な味わいです。

アリスウォータースさん来日!エディブルカヤバエン・シェフティーチャーをする機会をいただきました。

先日、アリスウォータースさんが来日訪問された際に、東京・茅場町屋上菜園 エディブルカヤバエンにて、シェフティーチャーをするという貴重な機会をいただきました。

「食べられる森を育てよう」

〜サラダにかけるドレッシングづくり授業の舞台裏〜

ドレッシングのレシピは、スタッフの意見を聞きながら決めました。今回の授業で伝えたいことはどんなこと?この菜園には今どんなものが育っている?今までに収穫して保存しているものはなに?など、ガーデンティチャー、ガーデンキーパーにたずねながらレシピを考え、スタッフみんなで試作、テイスティングをして決めましたので、最高のレシピを作ることができました。

今回の授業で使った材料は4つ。
kayabaenで採れたはちみつ、kayabaenで去年作ったお味噌、オリーブの堆肥でつくられた循環型有機オリーブオイル(小豆島産)、華やかな香りのりんご酢(長野県産)。kayabaenには、オリーブの木もクラブアップルの木もあるし、良質な土を作るコンポストもある。

だから
『この森と仲良くなって育てていくことで、自分たちは豊かに暮らすことができる!』
を伝えるレシピに仕立てました。

生野菜をふだん食べない子どもはたくさんいるのはわかっているからこそ、どうやったら食べてみよう!の一歩を踏み出せるか、興味を持てるのか、授業をひとつの舞台と捉えてストーリーを考えました。

〜授業現場から〜
ドレッシングづくりに入る前に、ガーデンでは4グループにわかれてお仕事をしました。
○レモンの葉にやってきた青虫さんを観察するグループ
○コンポストのキノコを観察し魔法の粉をまいてくれるグループ
○さまざまな草花を使いテーブルを美しくしつらえるチーム
○野菜やハーブを収穫しておいしいサラダを準備するチーム

お仕事を終えた後に全員でドレッシングづくりをしました。
「サラダにドレッシングというドレスをまとわせて食べてみよう」「さあ、みんなはどんなドレスを着せたいかな?」
想像をふくらませたところで、いただきます!

食べる場面は、いろいろな感情が露出します。なぜなら、人はたくさんの五感を使いたくさんの感覚で食べているからで、甘酸っぱくて好き、シャキシャキするー、など五官からの情報以外にも、過去にあったうれしかったこと、辛かったことまでも語ることもあります。

グループティーチャーも一緒に会話を楽しんだ後、お片付けをして授業を終えました。

今回使用したオリーブオイルは私のお気に入り。


東洋オリーブ「循環型有機栽培 エキストラバージンオリーブオイル」
オリーブの堆肥を使ってつくられた、すごく香りのよいオイルです。ぜひお試しいただけたらと思います。
https://www.tolea.jp/SHOP/F-0709.html

『WE ARE WHAT WE EAT ~食べることは生きること~』これからもどんどんお伝えしていきます。

エディブルカヤバエン
https://ediblekayabaen.jp