≪ コンセプト ≫
おいしいとは何か、味わいについて追求しています。
フランスのチーズ農家での製造・熟成、チーズショップでの販売経験とヨーロッパ・チーズの旅で出会ったチーズの中から、香り高く、噛みしめるほど豊かな味わいのチーズを使用しております。チーズ本来のうまみを損ねず、シンプルで力強いお菓子を目指しています。
チョコレート菓子は、チーズとチョコレートの共通点である口どけとアロマ、“発酵”という大事なプロセスを活かした芳醇な味わいです。

親子わくわくクッキング2/19

江東区親子料理教室🍴
世界の郷土料理(小麦・卵不使用)
講師をしてます。

旨味ってなんだろう。
「だしを味わう」
まずはいつも通り食育の講義からスタート。だしを飲み比べしてじっくりと味わい、塩、砂糖、醤油を加えて自分の好みのだしを見つけるアクティビティをしました。
官能検査をしてもらって意見を発表してもらったところ、「こっちの方がスッキリしてる」「はっきりした味」「濃い」「甘い」「さっぱりしている」など、それぞれしっかりと自分の意見をもって答えてくれたのが印象的でした😌
ありのままの感覚で「おいしい!!」と感じただしでお料理することが、自分の料理に仕上げていくポイントなんです💡
調理実習では、それぞれ気に入っただしを選んでもらってお料理をしました。

≪menu»
◆煮ぐい(福岡の家庭料理)
☞自分の好みのだしを使って仕上げます。たくさんの根菜を小さく切るのは、包丁使いのレベルアップにも。
いりこ?煮干し?どちらの言い方なのかによって自分のルーツがわかります。
◆ブリの竜田揚げ🐟
☞立派なブリが届きました。年取り魚で出世魚、おめでたいお魚です。
鮭?鰤?糸魚川が境目なんです。
◆濃厚いちごゼリー🍓
☞水分を使わず、いちご果肉と果汁だけで仕上げるゼリー
果実感たっぷり!自然の甘さにゼリーが好きになった!という意見も🙌🏻

滋味あふれる日本の家庭料理。
生まれたばかりの赤ちゃんが飲む母乳には、甘味や旨味(グルタミン酸)が含まれています。
だから、子どもにとってだしの味は安心できる味なんですね。
日本の味を大切にしたいものです。

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座学の講座は、フードコンシャスネス教育に基づいています。
単なる味覚教育・栄養教育の食育ではありません。正解を求めず、価値観を押しつけない教育。
自らの五感を研ぎ澄まし、それらをフルに活用して感じ・気づき・考えかつ心を育む人間教育です。