≪ コンセプト ≫
おいしいとは何か、味わいについて追求しています。
フランスのチーズ農家での製造・熟成、チーズショップでの販売経験とヨーロッパ・チーズの旅で出会ったチーズの中から、香り高く、噛みしめるほど豊かな味わいのチーズを使用しております。チーズ本来のうまみを損ねず、シンプルで力強いお菓子を目指しています。
チョコレート菓子は、チーズとチョコレートの共通点である口どけとアロマ、“発酵”という大事なプロセスを活かした芳醇な味わいです。

新発売『バスクのチーズケーキ』

≪バスクとは≫
バスク地方(バスク国)は、ピレネー山脈の両麓、ビスケー湾に面していて、フランスとスペインの両国にまたがっています。スペイン側に「バスク自治州」がありますが、現在も「バスク国」全体として、独立を目指す運動があります。そんな広大なエリアに広がるバスク地方には、独自の文化が生まれ育まれてきました。とくにその食文化は、フランスやスペインからの影響を受けつつもその独自性は失われず、現在は世界中からグルメ地帯として注目を浴びています。

≪2011年夏≫
1ヶ月の間、夫も息子も日本に残し、とにかくバスクの食について知りたくて、1ヶ月間レンタカーをして、フランスバスク、スペインバスクをかけめぐりました。スペインバスクでは、毎日バルを何軒もはしごし、おいしいものを探しました。そこで出会ったのが「チーズケーキ」。どうやら他店にはない、名物メニューのようです。カウンターには、約10ホールほどの焼き上げられたチーズケーキが、冷まされていました。そして、お客さんの様子を見ると、みんなチーズケーキを食べているではないか、しかもワインに合わせて。私も早速オーダーして食べてみました。すごいおいしい!わたしは帰国したら、絶対にこの味を日本のみなさんにお届けする!と決意しました。

≪バスクのチーズケーキについて≫
見た目は、黒こげで失敗作のように見えますが、実は大成功。この黒いこげこそが、このチーズケーキの重要ポイント!さわやかなこげ味が底生地のような役割を果たしているのです。看板商品の「ブルーチーズのチーズケーキ」同様、とにかく味わってみてほしいですね。

≪おすすめの食べ方≫
冷蔵庫でしっかり冷やすも、常温で食べるも、アツアツを食べるも、全ておいしいです。
非常に濃厚ではありますが、クセのない味わいのあるチーズケーキです。
コーヒー、紅茶、ハーブティーなど、何にでも合わせることができます。また、お酒にも最高に合います。発泡性のあるワインにも合いますし、リオハのような濃いめの赤ワインにも最適です。